今更振り返る

やぁ、何年ぶりだろうか。
先に言うと今回書くブログを読んでも、まぁ為になることなんて何も無いだろう。
これは、あくまで私の自分語りでしかないし、懐古するおっさんの戯言だ。

アーケード業界に旋風を巻き起こしたボーダーブレイクってゲームは既にゲーセンから消えて1年が経った。
家庭版に似たようなゲームがあるらしいが私は結局隣の友人と脇を小突きながらする全国対戦と、チャット1つで意志を1つに出来るクラン対抗戦が好きだったのであって、始めたばかりの初心者をなぎ倒してランクを上げることは出来なかったようだ。


とある所に「上級者は身内で固まっている」という言葉がある。
ボーダーブレイクの上級者だっただろう私が答えよう。
固まってねぇよ。門は開けてあるから入ってこい。
極端に仲良いって?
そりゃ同じ高校通ってるほぼ他人と、教室が一緒のクラスメート、部活で苦楽を共にして一緒に高みに上り詰めた同期、この3種類と区分けは全く同じだ。
1つの目的に向けてあーでもないこーでもないと一緒に悩み、時には意見をぶつけ合わせて喧嘩したり、そういった共に過ごしてきた時間が違いすぎるのだ。
ただ、部活と同じで門は常に開いている。
そこから同じように時間を過ごし、切磋琢磨すればはい君も上級者だ。そして同期はスタメンで輝くプレイをするお前に惚れているし、思うようにならず泥に塗れるお前に同情している。そんな感じ。掛けてきた時間が違うし、育んだ絆の太さが違う。ただそれだけ。
そりゃ仲良くなって飯でも食いに行ったり位はするよ。
そもそも、俺だって最初からゴリラなんて呼ばれる程戦闘が強い訳じゃなかった。
蠍の目押しフラッシュも幾度となく回したし、個人演習で自動砲台を延々と撃ったりしてAIMを上げて、色んな人と話して情報を得て、毎日毎日昼飯代浮かせてゲーセンでプレイしたから最後に勝てるプレイヤーになれた。
上級者が固まってるから上手くなれない?
俺からすれば「甘えんな」
開いてる門くぐれない奴が敵コア殴りに行けると思うな
という所である。
門を出来るだけ広くしたいからこんなブログなんてやってたし、錆び付いた今で良ければ立ち回りやらの指南くらいならしてあげよう。
ただ、こっちから行くほど優しくしようとは思わない。
お節介者にはなりたくないし、受け身でやってるような奴は上手くなる訳無いからだ。
まぁでも、奥手なら仕方ないから俺が学んだ個人的名言を残そう
「思考を捨てた奴から負ける。例え負けてても頭はクールに、10分間1秒足りとも頭を休めるな。」


まだまだおっさんの戯言は続くよ!


私は馴れ合う事が嫌いである。
仲良いことと、馴れ合うことは完全に別だ。
プレイが「低ランクの割に」上手い事を丸めて上手いと言うのはそいつの進歩に繋がらない。
ここがこうだから上手くいかない、その基礎力を活かせてない。これが正しい言い方だと思う。
なんなら頭ごなしに上手いとか言うのはそいつの事をしっかり見ていない事だとすら思う。んなこと失礼だろ。
ボーダーブレイクでは無い別のゲームで、一瞬だけ所属したクランがあった。
私はガチでやるならガチでやるし、ワイワイやるならワイワイやるで区別する。
ただ
本気でやる、と一言でも言うなら容赦はしない。
例えこちらの方がトータルで下だとしても思ったことは必ず言うし、自分より下相手なら絶対に許されないことは許さないし、ましてやルールを理解していない様な行動をしたら泣いて謝るまで苛烈に責め立てる。
そんなことしてるようじゃ絶対に勝てないからだ。
本気というのは1ミリたりとも油断しない、遊びを入れないことだと思う。
そういう姿だからプロスポーツ選手はカッコイイし、アマチュアイキリサーピーさんはダサい。
どちらになりたいかと聞かれれば私はプロスポーツ選手になりたい。なら絶対に甘えた行動は正す。プラスを産む以前に、マイナスが存在すると負けるからだ。
仲良いというのは、傷口を舐め合う関係ではない。
時には鼻の骨がへし折れる程の殴り合いをしてこその仲の良さだ。
ヤンキー筋とか体育会系と言われるかもしれないが全くのその通りなので否定しない。
ヤンキー育ちって、現状タバコ吸うし、そもそもゲーセン勢で沸点だって相当低い。体育会系ってそりゃ小学校の時から所謂体育会系組織に属し、結局大学までずっとそういう組織に居て、そういう空気が好きだ。
純粋培養である。
そういう人間だけど、まぁ人にはある程度優しくしようとは思ってる。出来てるかは知らない。
ちなみに私は最後の最後まで年中ブーストを切らしていた。それを友達に何度も言われたがブースト切らしてもそれまでに敵ぶち殺してるからええねんで返していた。友達は笑っていた。世界は優しい。

でだ。

さっきの話にも繋がるが、やってない奴が上手い訳無いのである。
アドバイスを求められた時、困る事がある。
そもそもの基礎が出来ていない事だ。
ボーダーブレイクにおいてはAIMなんてのは基礎中の基礎だ。
的に弾が当てられなきゃ敵を撃破出来ないし、なんなら上手いわけが無い。
AIMはどう上げればいいですか?って聞かれるのも困る。
やり込めとしか言い様が無い。
そんな簡単にAIMが上がるならこっちが教えて欲しい。
ロッシがドリブルが上手いのなんて幼少期からボールを蹴ることをし続けているからというのがまず最初、次に才能だ。
私は明らかに論理派の人間だ。
だからこそ口うるさくなると言うのはある。
しかし反復練習は論理派だろうと才能派だろうとこなしているものだ。
繰り返すがやってない奴が上手い訳が無いのである。
やり込んでるのに下手なのは頭が悪いか練習の仕方が悪い、若しくはその両方かもしれない。
ゲームとは練習の成果が出るものである。
プロ野球選手が汗水垂らし、バットを折り手に血豆を作っている中、私たちゲーマーは数々の机を破壊したり、コントローラーを破壊したり、腱鞘炎にかかったりしている。そういう事だ。
やらんと何も始まらん。
やり込め。
血豆作る代わりに脳の毛細血管弾き飛ばせ。キレた数だけ殺意が高まり強くなるんだ。
そこから先でやっとアドバイスが出来る。
立ち回りの仕方や読み合いの話がが話せるようになるのだ。

私はゲームで知り合った人間は非常に多い。
輝くものを持つ中位層から壇上でプレイをした言わばエース達。
少なくともこれだけは言えるのは、エースたちは普段どれだけへらへらしてようと、そのゲームに臨む気持ちはホンモノだった。
陰で絶対に努力をしていた。
この世界はそういうものである。


そういえばこの記事を書こうと思った時に書こうと思っていた事を全く書いていない。

まぁ、そのうち気が向いたら書くだろう。
ここまで読んでしまった暇人達。
ボーダーブレイク、楽しんでね